自分自身の適職を考える

医療機関に勤められる仕事の中でも代表的な職業は医師と看護師です。こうした仕事に従事した場合、外科的治療から内診まで患者さんの健康に直接的に関わる仕事を行なう事になります。医師や看護師はそれだけ人の命に関わる仕事ですから、注意深い観察力を持っている人にとって適職なのです。日常的に細やかな点に目が付いたり変化を察する能力が高い人が従事するようにしましょう。また医師や看護師は日本全国で人材の足りていない職業です。特に都会の病院に勤務した場合忙しい職場が多いですから、忙しく働く事に対応できる人に適職です。例え忙しかったとしても病気を抱えて不安になっている患者さんには丁寧に接するようにしましょう。
直接的に病気治療はしないけれど患者さんの健康に関与できる仕事をしたい場合、薬剤師が適職です。薬剤師は医療機関で患者さんに処方する薬を作る仕事です。入院設備が整っている病院であれば入院中の患者さん応じて薬を調合したり、外来では医師が作った処方箋で薬を作ります。また門前薬局では薬を患者さんに渡す際に服用について説明する事になります。薬に関する知識がある事はもちろんですが、患者さんに分かりやすい説明をする能力も求められるのです。もしも患者さんが別の薬を服薬していたり体質に問題を抱えている場合、それに応じた話をする必要があるのです。処方する薬の飲み方に関して気になる点がある場合、自ら察して患者さんに訊ねる必要があります。